医療事務・医療秘書学科では、2年次の夏に2週間、
医療機関の皆様にご協力いただいて、医療事務実習をおこなっています。
また、実習後は、振り返りと学びの共有、1年生へのアドバイスなどを目的として、
学生たちが企画をした『病院実習報告会』を開催しています。
今年はコロナ禍にあって、外部の方をお招きすることは控えましたが、
それぞれが実習で学んだことや感じたこと、反省したこと、
今後の課題などをスクリーンに映し出して発表をおこないました。
各病院での「感染症対策」も発表され、
患者様へのお願いや職員さんが心掛けていることなど、
今年でなければ体験できなかったような事例も多く取り上げられました。
発表の後には質疑応答もおこなわれ、
来年の実習を控えてまだ不安のある1年生たちの質問に、
2年生がやさしく真摯に答えてくれました。
報告会の後開かれた『座談会』では、
2年生が実習中に書いたメモや実習日誌を見せながら、
ざっくばらんにアドバイスをおこなったり、
1年生からの質問に答えたりする時間を設けました。
1年生にとっては、実習の成果を聞いたり、
学校生活についてもアドバイスをもらい、
先輩との繋がりを感じられる貴重な機会になったと思います。
2年生にとっては、1年半の学びの集大成ともいえる、
成長やチームワークの良さが感じられた素晴らしい報告会となりました。
最後になりましたが、コロナ感染対策を含め業務ご多忙のところ、
本校の実習生を快く受け入れ、ご指導くださいました医療機関の職員の皆様に、
深く感謝申し上げます。