調理系学科ブログ担当です(*_*)
調理経営学科では2年生を対象に今週の月曜日から金曜日の5日間、麻布大学名誉教授坂田亮一氏をお招きし、食肉加工学の集中講義を初開講しました。
坂田名誉教授は日本食肉研究会の会長でもあり、食肉加工の研究における世界の第一人者で、座学の授業では人類が肉を食する歴史から現在の食肉加工技術について、大変丁寧に教えていただきました。
また、今回の講義は麻布大学と調理系学科の食肉加工に関する共同研究も兼ねており、実習では教授と生徒のアイデアを出し合ってハム・ベーコン・ソーセージ作りに挑戦!
また、今回の集中講義は四万十町の有名農場、四国デュロックファーム様に全面協力いただきました!
授業で使用した機材の相談にもたびたび乗っていただき、大変お世話になりました。
もちろん、加工した豚肉もデュロックファーム様より仕入れた上質な四万十ポーク!
1日目に塩漬けにした豚肩肉はミンチにし、生徒たちがアイデアを出した具材や調味料で味付け。
2日目の実習時間、ソーセージに加工しました。
豚もも肉と鶏肉は塩漬け用の液体に漬け込み、一部は坂田教授のアイデアで酒粕をつかった味付けに。
3日目にはスモークチキンができました。
集中講義4日目にはデュロックファーム様の加工直売所を訪問。
食肉加工技術だけでなく、経営についても丁寧に教えていただき、生徒たちは大変勉強になったようです。
ランチは四万十ポークでバーベキュー☺
しょうが農家も訪問し、収穫から貯蔵、出荷・流通までの流れを丁寧に教えていただきました。
四万十町産しょうがの品質は日本でもトップクラスなのだそうです。
生産者の方の熱いお話を聞いてみんな納得しました。
最終日の5日目。
ベーコンの燻製作業、ハムの整形、そして専門的な機械がなくてもできるソーセージを作りました。
授業の最後は、おまちかねの試食。
みんなのアイデア、どうだったかな?
?
さいごはみんなでダァー!!!
完成品は生徒たちも「これは既製品に負けない!売れる!」とびっくりしていました。
そりゃあそうです。坂田教授に教えていただいたんですから。
しかも原材料は上質な四万十ポーク!
坂田名誉教授、デュロックファーム佐竹代表、本当にありがとうございました。
この5日間の集中講義で、13名の生徒たちもレベルがグッと上がった気がします。
この経験を、ぜひ就職先の職場、将来の仕事に生かしてもらいたいですね。
そしてこの共同研究が、ぜひ何かの形に残せるように持っていければと思います。
みんなお疲れ様でした!